酒は生き物、人は掛け橋。

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ものつくりの、本来あるべき姿へ。

大量生産・大量消費という戦後のライフスタイルが崩れ、人間がもともと持っていたスローフード・スローライフという概念が見直され、世界各国でもLOHAS~ロハス~と呼ばれる概念が浸透しつつあります。また個人レベルでは、人が人として、自分はどうありたいかということを深く意識する時代となりました。

鶴梅の梅酒シリーズ、日本酒「紀土」においては、販売店の皆様、素材を提供してくださる農家の方々、そして私たち平和酒造が、このロハスの考え方に賛同し、商品化いたしました。

たとえば酒米は、冬季には実際に酒造りにかかわる杜氏や蔵人が、地域の方々のご協力ご理解を得ながら、毎年初夏に苗付け田植えをし、稲刈りまでの管理を行っております。

これはただの酔狂で始めたわけではなく、後継者不足に悩む地域の声と、稲作農家出身の若い蔵人の気持ちが出会い、実現したのです。

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人が人と出会うとき、生きてきた歴史や思想の背景まで汲んでもらいたいと思うものです。それと同じく、人が製品と出会うとき、製品に関わったすべての人々に思いを馳せていただきたいのです。できたら、麦わら帽子をかぶった、田舎の素朴な農家さんの姿にも。


酒は生き物、人は掛け橋。

作りあげた製品に託すのは、酒も、すべての人も、求められて生きること。