鶴梅 苺 2007 できました

10.20

こっそりと造られていたリキュールが完成しました。
それは、苺のリキュール。
鶴梅 苺です。
IMG_4383.jpg

私は苺には、懐かしい思い出があります。
和歌山でも苺の栽培は盛んで、
我が家でも一昨年に亡くなった祖母が
蔵の前の自家菜園で苺を作っていました。
幼稚園から戻ってきた私は祖母に食べごろのを
みつくろっていただいていました。

また、祖母は作った苺がずいぶん多かったので
食べきれないのは(ぜいたくな話ですが)ジャムにしていました。
ジャム作りは、甘く煮ながらあくを取るのですが、
子供の私には、途方もない時間に思えて、
ジャム作りをする祖母のそばで寝てしまったこともありました。
しかし、そんな手間をかけて造られたジャムは当然おいしく
苺の味や香りが濃厚で毎日の朝食に鮮やかな彩りを添えていました。

そんな思い入れのある苺ですが、
リキュール造りという観点で見たときには少し難しかったです。
というのも私は、ここ1,2年研究もかねて
色々な種類の苺を食べてきたのですが、
意外に苺の実というもの自体が、味わいが淡く、
酸味も少ない食べ物であったからです。
私も含めて、一般的に「苺」と聞けばかなり濃厚で
鮮烈なイメージがあるのですが、その実際の実とイメージとの
ギャップを埋めることにまず苦労しました。

仕込みは四月に行いましたが、
苺から糖とお酒の浸透圧を使いエキスを抜き取るという
浸漬法という方法で仕込みを行いました。
この浸漬法は梅酒の造り方でもありますので
蔵の持つノウハウを使うことが出来ました。
さらに苺の濃厚さを出すために苺果汁もブレンドしています。

四月の仕込みの時には本当にいい匂いがしていて
早くブログで紹介したくてうずうずしていました(笑)
でもなにぶん企業秘密(そんなおおげさなものでもないですが)なので、
ようやく発売の本日ご紹介させていただきました。
来年は詳しい模様をアップします。

そんなこんなで「鶴梅 苺」12月までの季節限定で発売です。

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