平和酒造株式会社 ~日本酒への想い~

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日本酒への想い

日本人にとって日本酒とはなんでしょうか。昔から一番身近にあるお米を使う日本酒は、生活に深く根ざしていたはずです。農家ごとに壷などで自家醗酵が行われ、それをそのまま掬い飲むというスタイルだったのではないでしょうか。

唯一の食料を使ってまで飲みたいと思わせる日本酒は、日常の疲れをとるという効果面だけでなく、憧れに近い感情を持って接されていたでしょう。

贅沢への後ろめたさや一抹の生活への不安を隠しながら、日本酒の旨さに体を震わせているそういう姿を想像してなりません。お酒の旨さの一つの本質かもしれません。

豊かな現在にこの感覚を再現することは難しいことかもしれません。日本酒を飲むという行為は昔ほど貴重でなく、また特別な快感でもないのです。しかし旨い日本酒に震えるということは日本人のDNAの奥底で求めているではないかと思います。弊蔵では旨さに震える酒に少しでも近づけるように「造り」「原料」「貯蔵・出荷」、そして「造り手」である自身を磨きあげ努力していきたいと思っています。